訪問看護ステーション 地域に根差した「あんしんケア」| はーとふる多摩センター
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2020

9/03

感染対策再確認①【換気編】

新型コロナウイルス…先が見えません。ですから、まだまだ落ち着きません。

それでも、『withコロナ』の生活様式の下、街に出れば、感染症対策がだいぶ浸透してきているのを実感します。

この流れは、もうじき来るインフルエンザほか、様々な流行感染症の対策として、共通してプラスなこと。「良い習慣」として我が身に覚え込ませたいと願うところでもあります。シンプルに清潔であることは気持ちいいですから。

しかし、割合でいえば、お身内や関係者にコロナ感染者がいない方がほとんどです。リアリティが湧かない分、「徹底を続けること」って難しいですよね。

ある意味、感染症対策にちょっと慣れてきてしまっている今、足元を見直したいと思い、自学自重の目的半分でこの記事を書いています。

 

今回は【換気】です。新型コロナウイルスはくしゃみや咳のしぶき(飛沫)に混じって空気中を1時間以上漂うそうです。そうなると、部屋の密閉はいけませんね。

 

【換気の頻度について】

人がいるときには、1時間おきに5~10分の換気を。

専門家の中には、1時間に10分の換気を1回するよりも、1時間に5分の換気を2回する方が換気の効果は大きくなるという見解もあります。

 

【具体的な換気の方法は】

大きな窓(扉)を1か所開けるより、向かい合った2か所を開けましょう。風の通り道を作ってあげないと、結局空気は室内にこもりがちになるそうです。

『風の入口を小さく、出口を大きく開けるとなお良い』そうですが、部屋の構造上難しければ、出来る限りの工夫でいいと思います。

 

【部屋に窓がないのですが…】

出入口の扉が1か所あるだけの空間の場合は、どうやって空気を排出するのか。

写真のように、サーキュレーター(扇風機)を使って、空気を外に追い出すよう流れを作るのがオススメです。

 

一人ひとり異なる住環境では、すべての対策が完ぺきに徹底できるということは不可能だと思います。それぞれの条件下で出来ることを工夫することが大切ですよね。

 

他にもいろいろ対策のアイデアがあると思います。ぜひ皆さんのご意見もお聞かせくださいね~。