2019
3/21
新管理者からのご挨拶
- 2019.03.21
- ブログ
こんにちは。
訪問看護ステーションは~とふる多摩センターです。
開業以来、管理者として当事業所の立ち上げに貢献した前任者今井がこの度退職し、
後任として、北川恵子が新管理者に着任しましたことをご報告申し上げます。
以下、北川よりご挨拶です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
この度、『訪問看護ステーションは~とふる多摩センター』の管理者に着任いたしました『北川 恵子』と申します。これまで、当事業所において一年あまり、訪問看護師として皆さまのご指導をいただきながら経験積んで参りました。前任者の退職に伴う流れの中での突然の着任ということで、もちろんまだまだ不安もありますが、引き続き皆さまから教えていただきながら地域看護に邁進するつもりでおります。
訪問看護師は看護師を志した頃からの憧れであり、目標でした。若いころ、病床の祖父のケアに懸命にあたられていた訪問看護師の姿がいつまでも記憶に残っております。その時、本来の在宅医療の在り方を考えさせられ、私も一人ひとりの想いに寄り添う看護をしたいという想いを抱きました。その後のキャリアとしては、長年急性期病院の集中治療室という在宅医療とはやや離れた領域で働いておりました。それでも訪問看護師への想いは諦めきれず、自学で介護支援専門員の資格も取得し、介護保険事業への理解にも努めました。その後介護療養型の病院にて地域包括ケア病棟に勤務し、訪問診療の同行、在宅療養移行支援業務を通じて病院と在宅双方の現場を目の当たりにしてきました。
その後ご縁あって、二十年越しの希望を叶えるべく、約一年前に故郷高知県から訪問看護師になるためにこの多摩に参りました。長い月日がかかりましたが、決して迂遠逡巡の道ではなく、これまで切迫した生命の現場で働いてきた経験のすべてが在宅で活かされていると実感しております。
皆さまからご紹介いただいた大切な患者様・ご利用者様が、安全に、安心して在宅療養生活を過ごされる環境づくりのため、多職種の皆さまのお声に誠実に耳を傾け、医療者として看護師の視点から正しい情報をご提示すること、現場に必要とされる手技について常に研鑽を怠らないことが地域の社会資源となる道であると考えております。
『は~とふる多摩センター』も開業したばかりの事業所であり、私も新人管理者です。皆さまのご指導やお支え無しには、私たちの成長はありません。
今後ともご厚誼のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
北川 恵子(きたがわ けいこ)
管理者 兼 看護師
3学会合同呼吸療法認定士
介護支援専門員